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RESEARCH & ANALYSIS
EST. 2026

JSDL 連載特集 | Russo-Ukrainian War

ウクライナ戦争史 ― 2014年から現在まで、地図で追う

ヤヌコーヴィチ政権の崩壊とクリミア併合(2014年)から、2022年2月の全面侵攻、そして膠着と消耗が続く現在まで。ウクライナ情勢を「実際の地図」とともに時系列で読み解く連載です。一度に全部は書きません。史料を確かめながら、章を少しずつ足していきます。

動く前線 ― 2022年全面侵攻以降の支配地域の推移 再生すると、赤(ロシア軍支配地域)が2022年2月の侵攻直後にキーウ近郊まで達し、その後キーウ・ハルキウ・ヘルソンで押し戻され、東部で膠着していく流れが一目で分かります。画像: Immanuelle, Cdjp1, Bacon Noodles & Physeters / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons(軽量化のため動画に変換)
2014.2
クリミア占領の始まり
2022.2.24
全面侵攻の開始
約1,000km
現在の推定戦線長
4年目
全面戦争は現在も継続中

この特集の読み方

ウクライナ戦争は「2022年に突然始まった戦争」ではありません。2014年のクリミア併合とドンバスでの戦闘という前史があり、8年間の低強度紛争を経て、2022年の全面侵攻へと連続しています。本特集は、この長い流れを断片ではなく一本の線として理解できるよう、時期ごとに章を分けて構成します。各章では、その時点の戦線を示す実際の地図、主要な戦闘、政治・外交の動き、そして日本を含む国際社会への意味を扱います。

論調について一言。JSDLは公開情報(OSINT)に基づく独立の分析を掲げますが、本特集は「侵略を受けた側」であるウクライナの視点を軸に据えます。これは中立の放棄ではなく、国連憲章が禁じる武力による国境変更という出発点を明確にするためです。ロシア側の主張や見方も、その主張として区別しながら紹介します。

年表 ― 主な転換点

  • 2013–14 ユーロマイダンとクリミア併合親EUデモから政権崩壊。ロシアがクリミアを占領・「併合」し、ドンバスで戦闘が始まる。 第1章を読む →
  • 2015–21 ミンスク合意と「凍結」された戦争ミンスク合意で戦闘は縮小するが停戦は定着せず、ドンバス前線は膠着したまま8年が過ぎる。近日公開
  • 2022.2 全面侵攻ロシアが四方向から侵攻。キーウ攻略に失敗し、ウクライナが北部を奪還する。 第2章を読む →
  • 2022 後半 ハルキウ・ヘルソン反攻ウクライナがハルキウ州を電撃奪還、ヘルソン市を解放。近日公開
  • 2023 夏の反転攻勢と要塞線ウクライナの反攻はロシアの地雷原・要塞線に阻まれ、戦線は大きく動かず。近日公開
  • 2024–25 消耗戦とドローン戦争アウジーイウカ陥落、東部でのロシアの緩慢な前進。FPVドローンが戦場を塗り替える。近日公開
  • 2026(現在) 戦略的膠着・戦術的流動ポクロウシク陥落後もロシアは決定的突破に至らず。戦線は東部で一進一退が続く。近日公開

各章(順次追加)

本特集は「完成」を急ぎません。史料を確認しながら、指示に応じて章を追加していくアーカイブ型の連載です。次に読みたい時期のご要望があればお知らせください。
主な出典:Institute for the Study of War (ISW) | Critical Threats Project | 各章に個別出典を明記